会社の運気を上げるロゴの作り方

ロゴは会社のシンボルであるため、出来るだけインパクトのあるもの、覚えてもらいやすいものにすることを心掛けているでしょう。しかし、ロゴは会社の運気にも少なからず関わっていることは知っていますか。運気アップのことも考えて作成する必要があります。

そこで、会社の運気を上げるロゴを作成するためのヒントをご紹介します。

ロゴで会社の運気を上げることはできる?

会社のロゴには、その会社のブランドイメージやアイデンティティを表現する重要な役割があります。ロゴが魅力的で、視覚的に印象的であれば、会社の知名度やイメージ向上に貢献することができます。運気アップという観点からは、良い気を呼び込むために風水の考え方を取り入れるのが良いとされています。

世界的な企業と知られるGoogleや、日本を代表する財閥である住友や三菱は、ロゴに四柱推命を取り入れています。ロゴだけで運気が上がるわけではありませんが、良い気を呼び込むことで運気に影響を与えることが期待できるでしょう。

ロゴに取り入れると縁起が良い形

ロゴに取り入れると縁起が良い形としては、五角形、六角形、七角形、八角形があげられます。五角形は「火・水・木・金・土」という万物を形成する5つの要素を表す完全体で、邪気が入り込む余地がないといわれています。

そのため、成功や万能を象徴する形として縁起が良いのです。五角形をロゴに取り入れることで、成功への道が開けることが期待できます。六角形は、亀の甲羅をイメージさせる形で、亀甲文様模様と呼ばれています。「鶴は千年亀は万年」という諺もある通り、亀は長寿のシンボルとして知られています。

また、ハチの巣に似ていることから、豊穣や繁栄を象徴する形とされているのです。七角形は、七という数字の縁起が良いことから、幸運や成功、繁栄を象徴する形とされています。幾何学的にも美しい形状であることから、ロゴとしてはもちろん、建築物や工芸品などにも取り入れられてきた形です。

バランスが良く、縁起の良いロゴを作成することができます。八角形は、中国文化において縁起の良い形とされています。これは「八」の音が「發(発)」、「發財(発財)」と似ていることから、繁栄や発展を象徴する数字として好まれているためです。

また、八という字は末広がりの形状であるため、縁起が良いとされています。そのため、数ある多角形の中でも、最も縁起が良い形です。ロゴにうまく取り入れると良いでしょう。

ロゴに取り入れると縁起が良い動物

ロゴに取り入れると縁起が良い動物としては、亀や龍、フクロウ、鶴、豚があげられます。亀は長寿のシンボルであるとともに、甲羅の形状が小判に似ていることから金運の良い動物とされています。日本はもちろん、世界的にも縁起の良い動物として知られており、多くの企業がロゴに採用しています。

龍は伝説の動物ですが、最上級の幸運を表す風水のシンボルとして親しまれているものです。神秘的な力や権威、長寿や繁栄、水や雨などの自然の力を象徴する存在でもあります。ロゴに取り入れることで、会社に幸運がもたらされることが期待できるでしょう。

フクロウは、「福来郎」や「不苦労」などの当て字がされ、「福が来る」「苦労がない」などの良い意味を持ちます。西洋では知恵の象徴とされています。知的な業務を行う会社のロゴに向いているでしょう。鶴は長寿と幸福を象徴し、また、縁起物としてしばしば贈り物に使われるほか、折鶴を折ることは願い事が叶うと信じられています。

日本の神話や伝説にも登場し、神聖な動物として尊敬されています。希望に満ちた会社のロゴにおすすめです。豚は縁起が良いというイメージはありませんが、子沢山であるため「子孫繁栄」という意味や、食糧としての価値が高いことから富と繁栄のシンボルとして認知されています。

「トントン拍子=豚豚拍子」という語呂合わせもできることから、縁起の良い動物になります。鶴は日本の伝統的な文化において縁起の良い動物です。

ロゴに取り入れると縁起が良い植物

ロゴに取り入れると縁起が良い植物は、梅の花、竹、オリーブの葉、四つ葉のクローバーがあげられます。梅の花は、日本や中国では寒さや厳しい条件でも咲く強さと、春の季節の到来を告げる花として縁起が良いとされています。

可愛らしい花なので、ロゴに取り入れやすいでしょう。竹は、長寿や堅実さ、財運に恵まれる象徴とされ、多くの企業や団体のロゴに取り入れられています。「松竹梅」というように、縁起物の植物として認知されています。

オリーブの葉は、地中海地域では平和や希望、再生を象徴するとされているものです。おしゃれなモチーフなので、洗練された会社のロゴに向いています。四つ葉のクローバーは、幸運や成功をもたらすとされ、縁起が良い植物として親しまれています。

ロゴに風水の色を取り入れる

風水の色を取り入れるのも、運気を上げるロゴを作成するのに有効です。風水では、赤色は情熱や活力、熱意などエネルギーの象徴とされています。陽気で、強力なエネルギーを持ち、人々を刺激すると考えられています。そのため、赤色はビジネスや仕事の成功を促進し、富や繁栄をもたらすと信じられています。

エネルギッシュにビジネスを展開したい会社のロゴにぴったりです。風水では、青色は水の色を表します。水は生命力や豊かさを象徴する要素のひとつであり、非常に重要な役割を果たします。豊かさや安定、調和のとれた会社を目指す場合は、青色を用いるのがおすすめです。

風水では、緑色は木のエネルギーを表し、成長、繁栄、バランスなどのポジティブな意味を持ちます。また、五行説における「木」の属性であり、陰陽説における「陽」の色でもあります。そのため、緑色は陽気で活力に溢れ、豊かなエネルギーを表す色とされています。

成長を試みる会社のロゴに取り入れるのにぴったりの色です。風水では、黄色は太陽や創造性、幸福などのポジティブな意味合いを持つ色とされています。金運を象徴する色でもあります。富や繁栄を引き寄せるために使われる色なので、繁栄を願う会社のロゴに取り入れるのに適しています。

縁起の良いモチーフを上手に取り込もう

ロゴを作成する時は、縁起が良いモチーフを使うことも大切ですが、そればかりにこだわると本来のコンセプトからずれてしまうことがあります。縁起の良い形や動物、色などを念頭に置きながらも、会社のコンセプトが伝わりやすいデザインにすることが大事です。

会社のイメージを体現しながらも、縁起の良い要素を盛り込んだロゴを作成するのが理想です。